従って我々の精神は食べる、ヤル、寝るという単純な…
2003年1月7日寝る前に幾つか書き留めておくべき事は
性的欲求(簡単にいうとリビドー)が自己愛から他者愛に移行していく過程で抑圧されると、憎しみに変る場合があるが、実際のより大きな問題は、憎しみが疲労を齎した後の自己愛への退行、つまり
「オレってかわいそう」とか「結局他人には誰も俺の精神を理解出来ないんだ」といった精神的萎縮にある。
要するに牡蠣の如く精神を閉ざしてしまう訳だが、しかし出口を失った欲求(とにかく性欲である、フロイトって相当タマッってるね?)は別のレベルに転化され、いわば内部の他者とでもいうべき存在を創造し、其方へ全力を注いでしまう。
例えば神とか、仮定上の政治的敵対者とか、仮定上の国家とか、頭の中だけで作り上げた迫害者や架空の友人に対して色んな感情をぶつけるようになる訳だが、これが結局自分の内面を切り出したものに過ぎない以上、行き着く先は
統合失調症、
つまり分裂病である。
そんな大袈裟な、と笑うかもしれない。
しかし、精神が死ぬまでそうした空想上の敵や友に対してだけ(つまり自分自身に向かってだけ)対話を続けていけば、いつかは壊れる。
絶対に壊れる。
性的欲求(簡単にいうとリビドー)が自己愛から他者愛に移行していく過程で抑圧されると、憎しみに変る場合があるが、実際のより大きな問題は、憎しみが疲労を齎した後の自己愛への退行、つまり
「オレってかわいそう」とか「結局他人には誰も俺の精神を理解出来ないんだ」といった精神的萎縮にある。
要するに牡蠣の如く精神を閉ざしてしまう訳だが、しかし出口を失った欲求(とにかく性欲である、フロイトって相当タマッってるね?)は別のレベルに転化され、いわば内部の他者とでもいうべき存在を創造し、其方へ全力を注いでしまう。
例えば神とか、仮定上の政治的敵対者とか、仮定上の国家とか、頭の中だけで作り上げた迫害者や架空の友人に対して色んな感情をぶつけるようになる訳だが、これが結局自分の内面を切り出したものに過ぎない以上、行き着く先は
統合失調症、
つまり分裂病である。
そんな大袈裟な、と笑うかもしれない。
しかし、精神が死ぬまでそうした空想上の敵や友に対してだけ(つまり自分自身に向かってだけ)対話を続けていけば、いつかは壊れる。
絶対に壊れる。
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